出前講座 

 子供たちがもっと新聞に親しみ、新聞の「いろは」や取材の仕方などについて学ぶことができるようにと、北海道新聞は2001年から出前講座や新聞づくり体験など、児童生徒に向けたNIE(教育に新聞を)活動をしています。そんな独自活動のなかから、主なものを紹介します。

 記者やカメラマンが学校に出向いて新聞づくりの話や時事問題の解説などをする北海道新聞の出前講座(出前道新)は、21世紀の幕開けとともにまず、北見支社報道部でスタートしました。

 続いて函館支社や札幌本社でも出前講座が始まり、2002年からはNIE活動の柱のひとつとして、全社に拡大されました。11年度は年間77回、3075人が受講しました。

 講座では、記者が取材して書いた原稿が、見出しとともに紙面にレイアウトされ、新聞となって読者のもとに届くまでの流れを、丁寧に説明します。記者としての成功談や失敗談を交えると、子供たちの目の輝きが違ってきます。

 鋭い質問攻めにも合います。「なぜ新聞記者になろうと思ったんですか」「記事はどうやって集めるの」といったものから、「給料はどのくらいですか」と踏み込んだ内容までさまざまです。

 教科書に新聞が取り上げられるようになってから、「取材やインタビューの仕方を分かりやすく」といいた実践的な要望が増えています。教室での手応えを励みに、「もっと子供の興味を引き出す工夫を」と試行錯誤する毎日です。