「おはようございます。今日はNIEの日です」−女子教育の中高一貫校、函館白百合学園(青木タマキ校長、五百二十人)は、毎月二回、始業前の放送朝礼で新聞記事を紹介している。前回、十一月中旬は、本紙文化欄に掲載された哲学者鷲田清一氏の「プライドの生まれる条件」を取り上げ、自分にプライドを持つためにはどうしたら?と投げかけた。
マイクを握っているのは放送局員の高校生たちだ。その時々のコラムや重大ニュースを読み上げることも多い。放送で紹介された記事は学級通信などにも転載され、生徒の関心は高い。
「新聞朝礼」を始めたのは三年前から。六人の教諭がNIE委員会を組織し、各教科での新聞活用授業にも積極的に取り組んでいる。「新聞理解といっても十代ですから個人差がありますが、生徒個々人の生き方に役立つことができればうれしい」と話すのはNIE委員長を務める三觜慈子(みつはしひろこ)教諭。地道な実践の継続に期待したい。(藤井正友)
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