3*教師のPC⇔生徒のDS 任天堂(6月10日朝刊第3経済面)

掲載日:2009/06/29

*小6 光村図書 国語(上)学級討論会をしよう(全6時間)
*記事使い討論 社会に関心

 この単元は、賛否が分かれるテーマについて、それぞれの意見の長所や短所を分析し、相手を説得する話し方を工夫したり、論点を的確に聞き取ったりして討論することがねらいです。

 
   

 まず、教科書で例にあげている「学級文庫に漫画を置いてもよいか」といった身近な問題について司会、賛成派、反対派の3人一組で話し合い、トレーニングします。この後、記事の内容をテーマに本格的な討論に入ります。

 子どもにとって、新聞に載っているのは自分の生活からやや離れた話題。しかし、討論のテーマとして取りあげることで社会への関心が広がり、物ごとを客観的に見つめる力がつく可能性があります。また、文章を批判的に読む方法を知る機会にもなります。

 多くの児童はDSを持っていますから、記事に書かれた「DS教室」には、具体的なイメージや興味を持ちやすいでしょう。討論のテーマは「このシステムが授業に必要かどうか」とします。導入賛成派は「楽しく勉強できそう」、反対派は「お金がかかる」「目が悪くなる」といったことをあげると思います。

 しかし、求められるのは「良いか、悪いか」という単純な結論を出すことではありません。「勉強が楽しくなって成績があがるから賛成」「DSより、鉛筆を使ってノートに書く方が知識は身に付く」など、具体的で建設的な発想をもとに、討論の仕方を学ぶのが目的なのです。

 最終的には「製作者はなぜ『DS教室』を開発したのか」を考えさせ、それに対する意見文を書いて締めくくります。こうした過程を経て、児童一人一人がテーマに対する自分なりの考えを持てるようになるはずです。
(山田秀哉・札幌市立八軒小教諭)


◆ほかに使える資料は
▽「ミニ討論ゲームで遊ぼう」
www.apple.com/jp/education/ali/eschools/01.html
前田康裕・熊本市立飽田東小教諭が作製した無料のコンピューター用教材

▽MNS産経ニュース「橋下流学力再生」(下)学力定着の成否は教員の意識次第
sankei.jp.msn.com/life/education/090514/edc0905140201001-n1.htm

 

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